お洒落について語るとき、「これがオレのお洒落だ!」と言いきってしまえば、それはそれで主観的なものとして認めざるをえないとおもう、お洒落には個人の好みもあるからだ。
それにお洒落というものは若い頃からの経験がモノを言う、いろんな間違いを犯しては成長(成し得てゆく)していくものなのだ。
新卒のサラリーマンがリクルートスーツに身を固め、どことなく「着られている」感じを覚えるのは仕方が無い事だろう、スーツスタイルの経験が浅いからだ、だが最初からマニュアルありきで、誰かに教えられた「お洒落な着こなし」をしていても同じようにどこか浮いているように思えてしまう。
「着かた」を指南されるのはわかるが、ことお洒落に関しては「個性」がモノをいう、それはセンスとも言いかえる事ができるが、既存の形を壊すことが前衛的だったり、ドレス・ダウンであるように、お洒落も本に書かれていることを実践するだけではセンスは感じられない。
着こなしで他人を楽しませてこそがお洒落の本質だ。
そういう意味では、本書との違いを意識したほうがお洒落とも言えるのではないだろうか?
同じような洒落かたをした人間がいることに安心感を持てるようでは、お洒落の基本には不合格である。